三日めにガリラヤのカナに婚禮ありて、イエスの母そこに居り、
And the third day there was a marriage in Cana of Galilee; and the mother of Jesus was there:
A. M. 4034. A.D. 30. the third
〔ヨハネ傳1章43節〕43 明くる
日イエス、ガリラヤに
徃かんとし、ピリポにあひて
言ひ
給ふ『われに
從へ』
Cana
〔ヨハネ傳4章46節〕46 イエス
復ガリラヤのカナに
徃き
給ふ、ここは
前󠄃に
水を
葡萄酒になし
給ひし
處なり。
時に
王の
近󠄃臣あり、その
子カペナウムにて
病みゐたれば、
〔ヨハネ傳21章2節〕2 シモン・ペテロ、デドモと
稱ふるトマス、ガリラヤのカナのナタナエル、ゼベダイの
子ら
及びほかの
弟子二人もともに
居りしに、
a marriage
〔創世記1章27節〕27 神其像の
如くに
人を
創造󠄃たまへり
即ち
神の
像の
如くに
之を
創造󠄃之を
男と
女に
創造󠄃たまへり
〔創世記1章28節〕28 神彼等を
祝し
神彼等に
言たまひけるは
生よ
繁殖よ
地に
滿盈よ
之を
服󠄃從せよ
又󠄂海の
魚と
天空󠄃の
鳥と
地に
動く
所󠄃の
諸の
生物を
治めよ
〔創世記2章18節〕18 ヱホバ
神言たまひけるは
人獨なるは
善らず
我彼に
適󠄄ふ
助者を
彼のために
造󠄃らんと~
(25) アダムと
其妻は
二人俱に
裸體にして
愧ざりき 〔創世記2章25節〕
〔詩篇128章1節〕1 ヱホバをおそれその
道󠄃をあゆむものは
皆さいはひなり~
(4) 見よヱホバをおそるる
者はかく
福祉をえん 〔詩篇128章4節〕
〔箴言18章22節〕22 妻を
得るものは
美物を
得るなり
且ヱホバより
恩寵をあたへらる
〔箴言19章14節〕14 家と
資財とは
先祖より
承嗣ぐもの
賢き
妻はヱホバより
賜ふものなり
〔箴言31章10節〕10 誰か
賢き
女を
見出すことを
得ん その
價は
眞珠よりも
貴とし~
(12) 彼が
存命ふる
間はその
夫に
善事をなして
惡き
事をなさず 〔箴言31章12節〕
〔エペソ書5章30節〕30 我らは
彼の
體の
肢なり、~
(33) 汝等おのおの
己のごとく
其の
妻を
愛せよ、
妻も
亦その
夫を
敬ふべし。 〔エペソ書5章33節〕
〔テモテ前書4章1節〕1 されど
御靈あきらかに、
或人の
後の
日に
及びて、
惑す
靈と
惡鬼の
敎とに
心を
寄せて、
信仰より
離れんことを
言ひ
給ふ。~
(3) 婚姻するを
禁じ、
食󠄃を
斷つことを
命ず。されど
食󠄃は
神の
造󠄃り
給へる
物にして、
信じかつ
眞理を
知る
者の
感謝して
受くべきものなり。 〔テモテ前書4章3節〕
〔ヘブル書13章4節〕4 凡ての
人、
婚姻のことを
貴べ、また
寢床を
汚すな。
神は
淫行のもの、
姦淫の
者を
審き
給ふべければなり。
the third
〔ヨハネ傳1章43節〕43 明くる
日イエス、ガリラヤに
徃かんとし、ピリポにあひて
言ひ
給ふ『われに
從へ』
イエスも弟子たちと共に婚禮に招かれ給ふ。
And both Jesus was called, and his disciples, to the marriage.
both
〔ルカ傳7章34節〕34 人の
子きたりて
飮食󠄃すれば「
視よ、
食󠄃を
貪り、
酒を
好む
人、また
取税人・
罪人の
友なり」と
汝ら
言ふなり。~
(38) 泣きつつ
御足近󠄃く
後にたち、
淚にて
御足をうるほし、
頭の
髮にて
之を
拭ひ、また
御足に
接吻して
香油を
抹れり。 〔ルカ傳7章38節〕
〔コリント前書7章39節〕39 妻は
夫の
生ける
間は
繋がるるなり。
然れど
夫もし
死なば、
欲するままに
嫁ぐ
自由を
得べし、ただ
主にある
者にのみ
適󠄄くべし。
〔コリント前書10章31節〕31 さらば
食󠄃ふにも
飮むにも
何事をなすにも、
凡て
神の
榮光を
顯すやうに
爲よ。
〔コロサイ書3章17節〕17 また
爲す
所󠄃の
凡ての
事あるひは
言あるひは
行爲みな
主イエスの
名に
賴りて
爲し、
彼によりて
父󠄃なる
神に
感謝せよ。
〔ヨハネ黙示録3章20節〕20 視よ、われ
戶の
外に
立ちて
叩く、
人もし
我が
聲を
聞きて
戶を
開かば、
我その
內に
入りて
彼とともに
食󠄃し、
彼もまた
我とともに
食󠄃せん。
his
〔マタイ傳10章40節〕40 汝らを
受くる
者は、
我を
受くるなり。
我をうくる
者は、
我を
遣󠄃し
給ひし
者を
受くるなり。~
(42) 凡そわが
弟子たる
名の
故に、この
小き
者の
一人に
冷かなる
水一杯にても
與ふる
者は、
誠に
汝らに
吿ぐ、
必ずその
報を
失はざるべし』 〔マタイ傳10章42節〕
〔マタイ傳25章40節〕40 王こたへて
言はん「まことに
汝らに
吿ぐ、わが
兄弟なる
此等のいと
小き
者の
一人になしたるは、
即ち
我に
爲したるなり」
〔マタイ傳25章45節〕45 ここに
王こたへて
言はん「
誠になんぢらに
吿ぐ、
此等のいと
小きものの
一人に
爲さざりしは、
卽ち
我になさざりしなり」と。
the marriage
〔ヘブル書13章4節〕4 凡ての
人、
婚姻のことを
貴べ、また
寢床を
汚すな。
神は
淫行のもの、
姦淫の
者を
審き
給ふべければなり。
葡萄酒つきたれば、母、イエスに言ふ『かれらに葡萄酒なし』
And when they wanted wine, the mother of Jesus saith unto him, They have no wine.
They have
〔ヨハネ傳11章3節〕3 姉妹ら
人をイエスに
遣󠄃して『
主、
視よ、なんぢの
愛し
給ふもの
病めり』と
言はしむ。
〔ピリピ書4章6節〕6 何事をも
思ひ
煩ふな、ただ
事ごとに
祈をなし、
願をなし、
感謝して
汝らの
求を
神に
吿げよ。
they wanted
〔詩篇104章15節〕15 人のこころを
歡ばしむる
葡萄酒 ひとの
顏をつややかならしむるあぶら
人のこころを
强からしむる
糧どもなり
〔傳道之書10章19節〕19 食󠄃事をもて
笑ひ
喜ぶの
物となし
酒をもて
快樂を
取れり
銀子は
何事にも
應ずるなり
〔イザヤ書24章11節〕11 街頭には
酒の
故によりて
叫ぶこゑあり すべての
歡喜はくらくなり
地のたのしみは
去ゆけり
〔マタイ傳26章28節〕28 これは
契約のわが
血なり、
多くの
人のために
罪の
赦を
得させんとて、
流す
所󠄃のものなり。
イエス言ひ給ふ『をんなよ、我と汝となにの關係あらんや、我が時は未だ來らず』
Jesus saith unto her, Woman, what have I to do with thee? mine hour is not yet come.
Woman
〔マタイ傳15章28節〕28 爰にイエス
答へて
言ひたまふ『をんなよ、
汝の
信仰は
大なるかな、
願のごとく
汝になれ』
娘この
時より
癒󠄄えたり。
〔ヨハネ傳19章26節〕26 イエスその
母とその
愛する
弟子との
近󠄃く
立てるを
見て、
母に
言ひ
給ふ『をんなよ、
視よ、なんぢの
子なり』
〔ヨハネ傳19章27節〕27 また
弟子に
言ひたまふ『
視よ、なんぢの
母なり』この
時より、その
弟子かれを
己が
家に
接けたり。
〔ヨハネ傳20章13節〕13 而してマリヤに
言ふ『をんなよ、
何ぞ
泣くか』マリヤ
言ふ『
誰か、わが
主を
取去れり、
何處に
置きしか
我しらず』
〔ヨハネ傳20章15節〕15 イエス
言ひ
給ふ『をんなよ、
何ぞ
泣く、
誰を
尋󠄃ぬるか』マリヤは
園守ならんと
思ひて
言ふ『
君よ、
汝もし
彼を
取去りしならば、
何處に
置きしかを
吿げよ、われ
引取るべし』
mine
〔傳道之書3章1節〕1 天が
下の
萬の
事には
期あり
萬の
事務には
時あり
〔ヨハネ傳7章6節〕6 爰にイエス
言ひ
給ふ『わが
時はいまだ
到らず、
汝らの
時は
常に
備れり。
〔ヨハネ傳7章30節〕30 爰に
人々イエスを
捕へんと
謀りたれど、
彼の
時いまだ
到らぬ
故に
手出する
者なかりき。
〔ヨハネ傳8章20節〕20 イエス
宮の
內にて
敎へし
時これらの
事を
賽錢函の
傍らにて
語り
給ひしが、
彼の
時いまだ
到らぬ
故に、
誰も
捕ふる
者なかりき。
〔ヨハネ傳13章1節〕1 過󠄃越のまつりの
前󠄃に、イエスこの
世を
去りて
父󠄃に
徃くべき
己が
時の
來れるを
知り、
世に
在る
己の
者を
愛して
極まで
之を
愛し
給へり。
what
〔申命記33章9節〕9 彼はその
父󠄃またはその
母につきて
言り
我はこれを
見ずと
又󠄂彼は
自己の
兄弟を
認󠄃ずまた
自己の
子等を
顧󠄃みざりき
是はなんぢの
言に
遵󠄅がひ
汝の
契󠄅約を
守りてなり
〔サムエル後書16章10節〕10 王いひけるはゼルヤの
子等よ
爾らの
與るところにあらず
彼の
詛ふはヱホバ
彼にダビデを
詛へと
言たまひたるによるなれば
誰か
爾なんぞ
然するやと
言べけんや
〔サムエル後書19章22節〕22 ダビデいひけるは
爾らゼルヤの
子よ
爾らのあづかるところにあらず
爾等今日我に
敵となる
今日豈イスラエルの
中にて
人を
誅すべけんや
我豈わが
今日イスラエルの
王となりたるをしらざらんやと
〔ルカ傳2章49節〕49 イエス
言ひたまふ『
何故われを
尋󠄃ねたるか、
我は《[*]》わが
父󠄃の
家に
居るべきを
知らぬか』[*或は「我が父󠄃の事を務むべきを知らぬか」と譯す。]
〔コリント後書5章16節〕16 されば
今より
後われ
肉によりて
人を
知るまじ、
曾て
肉によりてキリストを
知りしが、
今より
後は
斯の
如くに
知ることをせじ。
〔ガラテヤ書2章5節〕5 然れど
福音󠄃の
眞理の
汝らの
中に
留らんために、
我ら
一時も
彼らに
讓り
從はざりき。
〔ガラテヤ書2章6節〕6 然るに、かの
名ある
者どもより――
彼らは
如何なる
人なるにもせよ、
我には
關係なし、
神は
人の
外面を
取り
給はず――
實にかの
名ある
者どもは
我に
何をも
加へず、
母、僕どもに『何にても其の命ずる如くせよ』と言ひおく。
His mother saith unto the servants, Whatsoever he saith unto you, do it.
Whatsoever
〔創世記6章22節〕22 ノア
是爲し
都て
神の
己に
命じたまひしごとく
然爲せり
〔士師記13章14節〕14 すなはち
葡萄樹よりいづる
者は
凡て
食󠄃ふべからず
葡萄酒と
濃き
酒を
飮ずまたすべて
穢たるものを
食󠄃ふべからずすべてわが
彼に
命じたることどもを
彼守るべきなり
〔ルカ傳5章5節〕5 シモン
答へて
言ふ『
君よ、われら
終󠄃夜、
勞したるに
何をも
得ざりき、
然れど
御言に
隨ひて
網を
下さん』
〔ルカ傳5章6節〕6 斯て
然せしに
魚の
夥多しき
群を
圍みて
網裂けかかりたれば、
〔ルカ傳6章46節〕46 なんぢら
我を「
主よ
主よ」と
呼びつつ
何ぞ
我が
言ふことを
行はぬか。~
(49) されど
聽きて
行はぬ
者は、
基なくして
家を
土の
上に
建てたる
人のごとし。
流その
家を
衝けば、
直ちに
崩󠄃れて、その
破壞、
甚だし』 〔ルカ傳6章49節〕
〔ヘブル書5章9節〕9 かつ
全󠄃うせられたれば、
凡て
己に
順ふ
者のために
永遠󠄄の
救の
原となりて、
〔ヘブル書11章8節〕8 信仰に
由りてアブラハムは
召されしとき
嗣業として
受くべき
地に
出で
徃けとの
命に
遵󠄅ひ、その
徃く
所󠄃を
知らずして
出で
徃けり。
彼處にユダヤ人の潔󠄄の例にしたがひて四五斗入りの石甕六個ならべあり。
And there were set there six waterpots of stone, after the manner of the purifying of the Jews, containing two or three firkins apiece.
after
〔マルコ傳7章2節〕2 而して、その
弟子たちの
中に、
潔󠄄からぬ
手、
即ち
洗はぬ
手にて
食󠄃事する
者のあるを
見たり。~
(5) パリサイ
人および
學者らイエスに
問ふ『なにゆゑ
汝の
弟子たちは、
古への
人の
言傳に
遵󠄅ひて
步まず、
潔󠄄からぬ
手にて
食󠄃事するか』 〔マルコ傳7章5節〕
〔ヨハネ傳3章25節〕25 爰にヨハネの
弟子たちと
一人のユダヤ
人との
間に、
潔󠄄につきて
論起󠄃りたれば、
〔エペソ書5章26節〕26 キリストの
己を
捨て
給ひしは、
水の
洗をもて
言によりて
敎會を
潔󠄄め、これを
聖󠄄なる
者として、
〔ヘブル書6章2節〕2 また
各樣のバプテスマと
按手と、
死人の
復活と
永遠󠄄の
審判󠄄との
敎の
基を
置かずして、
完全󠄃に
進󠄃むべし。
〔ヘブル書9章10節〕10 此等はただ
食󠄃物・
飮物さまざまの
濯󠄄事などに
係り、
肉に
屬する
定にして、
改革の
時まで
負󠄅せられたるのみ。
〔ヘブル書9章19節〕19 モーセ
律法に
循ひて
諸般の
誡命をすべての
民に
吿げてのち、
犢と
山羊との
血、また
水と
緋色の
毛とヒソプとをとりて
書および
凡ての
民にそそぎて
言ふ、
〔ヘブル書10章22節〕22 心は
濯󠄄がれて
良心の
咎をさり、
身は
淸き
水にて
洗はれ、
眞の
心と
全󠄃き
信仰とをもて
神に
近󠄃づくべし。
イエス僕に『水を甕に滿せ』といひ給へば、口まで滿す。
Jesus saith unto them, Fill the waterpots with water. And they filled them up to the brim.
Fill
〔民數紀略21章6節〕6 是をもてヱバホ
火の
蛇を
民の
中に
遣󠄃して
民を
咬しめたまひければイスラエルの
民の
中死る
者多かりき~
(9) モーセすなはち
銅をもて
一條の
蛇をつくり
之を
杆の
上に
載おけり
凡て
蛇に
咬れたる
者その
銅の
蛇を
仰ぎ
觀ば
生たり
〔民數紀略21章9節〕
〔ヨシュア記6章3節〕3 汝ら
軍人みな
邑を
繞りて
邑の
周󠄃圍を
一次まはるべし
汝六日が
間かく
爲よ~
(5) 然して
祭司等ヨベルの
角を
音󠄃ながくふきならして
喇叭の
聲なんぢらに
聞ゆる
時は
民みな
大に
呼はり
喊ぶべし
然せばその
邑の
石垣崩󠄃れおちん
民みな
直に
進󠄃て
攻のぼるべしと 〔ヨシュア記6章5節〕
〔列王紀略上17章13節〕13 エリヤ
彼に
言ふ
懼るるなかれ
徃て
汝がいへる
如くせよ
但し
先其をもてわが
爲に
小きパン
一を
作りて
我に
携きたり
其後爾のためと
爾の
子のために
作るべし
〔列王紀略下4章2節〕2 エリシヤ
之にいひけるはわれなんぢの
爲に
何をなすべきや
汝の
家に
如何なる
物あるかわれに
吿よ
彼いひけるは
僅少の
油のほかは
汝の
婢の
家に
有ものなし~
(6) 器のみな
盈たるときその
子にむかひ
尙われに
器をもちきたれといひけるに
器はもはやあらずといひたればその
油すなはち
止る 〔列王紀略下4章6節〕
〔列王紀略下5章10節〕10 エリシヤ
使をこれに
遣󠄃して
言ふ
汝ゆきて
身をヨルダンに
七たび
洗へ
然ば
汝の
肉本にかへりて
汝は
淸く
爲べしと~
(14) 是においてナアマン
下りゆきて
神の
人の
言のごとくに
七たびヨルダンに
身を
洗ひしにその
肉本にかへり
嬰兒の
肉の
如くになりて
淸くなりぬ
〔列王紀略下5章14節〕
〔マルコ傳11章2節〕2 『むかひの
村にゆけ、
其處に
入らば、
頓て
人の
未だ
乘りたることなき
驢馬の
子の
繋ぎあるを
見ん、それを
解きて
牽き
來れ。~
(6) 弟子たちイエスの
吿げ
給ひし
如く
言ひしに、
彼ら
許せり。 〔マルコ傳11章6節〕
〔マルコ傳14章12節〕12 除酵祭の
初の
日、
即ち
過󠄃越の
羔羊を
屠るべき
日、
弟子たちイエスに
言ふ『
過󠄃越の
食󠄃をなし
給ふために、
我らが
何處に
徃きて
備ふることを
望󠄇み
給ふか』~
(17) 日暮れてイエス
十二弟子とともに
徃き、 〔マルコ傳14章17節〕
〔ヨハネ傳2章3節〕3 葡萄酒つきたれば、
母、イエスに
言ふ『かれらに
葡萄酒なし』
〔ヨハネ傳2章5節〕5 母、
僕どもに『
何にても
其の
命ずる
如くせよ』と
言ひおく。
〔使徒行傳8章26節〕26 然るに
主の
使ピリポに
語りて
言ふ『なんぢ
起󠄃ちて《[*]》
南に
向ひエルサレムよりガザに
下る
道󠄃に
徃け。そこは
荒野なり』[*南に向ひ、或は「畫頃」と譯す。]~
(40) 斯てピリポはアゾトに
現れ、
町々を
經て
福音󠄃を
宣傳へつつカイザリヤに
到れり。 〔使徒行傳8章40節〕
また言ひ給ふ『いま汲み取りて饗宴長に持ちゆけ』乃ち持ちゆけり。
And he saith unto them, Draw out now, and bear unto the governor of the feast. And they bare it.
Draw
〔箴言3章5節〕5 汝こころを
盡してヱホバに
倚賴め おのれの
聰明に
倚ることなかれ
〔箴言3章6節〕6 汝すべての
途󠄃にてヱホバをみとめよ さらばなんぢの
途󠄃を
直くしたまふべし
〔傳道之書9章6節〕6 またその
愛も
惡も
嫉も
旣に
消󠄃うせて
彼等は
日の
下におこなはるる
事に
最早何時までも
關係ことあらざるなり
〔ヨハネ傳2章9節〕9 饗宴長、
葡萄酒になりたる
水を
甞めて、その
何處より
來りしかを
知らざれば(
水を
汲みし
僕どもは
知れり)
新郎を
呼びて
言ふ、
the governor
〔ロマ書13章7節〕7 汝等その
負󠄅債をおのおのに
償へ、
貢を
受くべき
者に
貢ををさめ、
税を
受くべき
者に
税ををさめ、
畏るべき
者をおそれ、
尊󠄅ぶべき
者をたふとべ。
饗宴長、葡萄酒になりたる水を甞めて、その何處より來りしかを知らざれば(水を汲みし僕どもは知れり)新郎を呼びて言ふ、
When the ruler of the feast had tasted the water that was made wine, and knew not whence it was: (but the servants which drew the water knew;) the governor of the feast called the bridegroom,
but
〔詩篇119章100節〕100 我はなんぢの
訓諭をまもるがゆゑに
老たる
者にまさりて
事をわきまふるなり
〔ヨハネ傳7章17節〕17 人もし
御意󠄃を
行はんと
欲せば、
此の
敎の
神よりか、
我が
己より
語るかを
知らん。
the water that
〔ヨハネ傳4章46節〕46 イエス
復ガリラヤのカナに
徃き
給ふ、ここは
前󠄃に
水を
葡萄酒になし
給ひし
處なり。
時に
王の
近󠄃臣あり、その
子カペナウムにて
病みゐたれば、
『おほよそ人は先よき葡萄酒を出し、醉のまはる頃ほひ劣れるものを出すに、汝はよき葡萄酒を今まで留め置きたり』
And saith unto him, Every man at the beginning doth set forth good wine; and when men have well drunk, then that which is worse: but thou hast kept the good wine until now.
and when
〔創世記43章34節〕34 ヨセフ
己のまへより
皿を
彼等に
供ふベニヤミンの
皿は
他の
人のよりも
五倍おほかりきかれら
飮てヨセフとともに
樂めり
〔雅歌5章1節〕1 わが
妹わがはなよめよ
我はわが
園にいり わが
沒藥と
薫物とを
採り わが
蜜房と
蜜とを
食󠄃ひ わが
酒とわが
乳󠄃とを
飮り わが
伴󠄃侶等よ
請󠄃ふ
食󠄃へ わが
愛する
人々よ
請󠄃ふ
飮あけよ
but
〔詩篇104章15節〕15 人のこころを
歡ばしむる
葡萄酒 ひとの
顏をつややかならしむるあぶら
人のこころを
强からしむる
糧どもなり
〔箴言9章1節〕1 智慧󠄄はその
家を
建て その
七の
柱を
砍成し~
(6) 拙劣をすてて
生命をえ
聰明のみちを
行め 〔箴言9章6節〕
〔箴言9章16節〕16 拙者よここに
來れと また
智慧󠄄なき
人にむかひては
之にいふ~
(18) 彼處にある
者は
死し
者その
客は
陰府のふかき
處にあることを
是等の
人は
知らざるなり 〔箴言9章18節〕
〔ルカ傳16章25節〕25 アブラハム
言ふ「
子よ、
憶へ、なんぢは
生ける
間、なんぢの
善き
物を
受け、ラザロは
惡しき
物を
受けたり。
今ここにて
彼は
慰められ、
汝は
悶ゆるなり。
〔ヨハネ黙示録7章17節〕17 御座の
前󠄃にいます
羔羊は、
彼らを
牧して
生命の
水の
泉にみちびき、
神は
彼らの
目より
凡ての
淚を
拭ひ
給ふべければなり』
イエス此の第一の徴をガリラヤのカナにて行ひ、その榮光を顯し給ひたれば、弟子たち彼を信じたり。
This beginning of miracles did Jesus in Cana of Galilee, and manifested forth his glory; and his disciples believed on him.
and his
〔ヨハネ傳11章15節〕15 我かしこに
居らざりし
事を
汝等のために
喜ぶ、
汝等をして
信ぜしめんとてなり。
然れど
我ら
今その
許に
徃くべし』
〔ヨハネ傳20章30節〕30 この
書に
錄さざる
外の
多くの
徴を、イエス
弟子たちの
前󠄃にて
行ひ
給へり。
〔ヨハネ傳20章31節〕31 されど
此等の
事を
錄ししは、
汝等をしてイエスの
神の
子キリストたることを
信ぜしめ、
信じて
御名により
生命を
得しめんが
爲なり。
〔ヨハネ第一書5章13節〕13 われ
神の
子の
名を
信ずる
汝らに
此等のことを
書き
贈るは、
汝らに
自ら
永遠󠄄の
生命を
有つことを
知らしめん
爲なり。
beginning
〔出エジプト記4章9節〕9 彼らもし
是ふたつの
徴をも
信ぜすして
汝の
言に
聽從はざるならば
汝河の
水をとりて
之を
陸地にそゝげ
汝が
河より
取たる
水陸地にて
血となるべし
〔出エジプト記7章19節〕19 ヱホバまたモーセに
言たまはく
汝アロンに
言へ
汝の
杖をとりて
汝の
手をエジプトの
上に
伸べ
流水の
上河々の
上池塘の
上一切の
湖水の
上に
伸て
血とならしめよエジプト
全󠄃國に
於て
木石の
器の
中に
凡て
血あるにいたらん
~
(21) 是において
河の
魚死て
河臭くなりエジプト
人河の
水を
飮ことを
得ざりき
斯エジプト
全󠄃國に
血ありき 〔出エジプト記7章21節〕
〔傳道之書9章7節〕7 汝徃て
喜悅をもて
汝のパンを
食󠄃ひ
樂き
心をも
汝の
酒を
飮め
其は
神久しく
汝の
行爲を
嘉納󠄃たまへばなり
〔マラキ書2章2節〕2 萬軍のヱホバいひたまふ
汝等もし
聽きしたがはず
又󠄂これを
心にとめず
我名に
榮光を
歸せずばわれ
汝らの
上に
詛を
來らせん
又󠄂なんぢらの
祝福を
詛はん われすでに
此等を
詛へり
汝らこれを
心にとめざりしに
因てなり
〔ヨハネ傳1章17節〕17 律法はモーセによりて
與へられ、
恩惠と
眞理とはイエス・キリストによりて
來れるなり。
〔コリント後書4章17節〕17 それ
我らが
受くる
暫くの
輕き
患難は
極めて
大なる
永遠󠄄の
重き
光榮を
得しむるなり。
〔ガラテヤ書3章10節〕10 されど
凡て
律法の
行爲による
者は
詛の
下にあり。
錄して『
律法の
書に
記されたる
凡ての
事を
常に
行はぬ
者はみな
詛はるべし』とあればなり。~
(13) キリストは
我等のために
詛はるる
者となりて
律法の
詛より
我らを
贖ひ
出し
給へり。
錄して『
木に
懸けらるる
者は
凡て
詛はるべし』と
云へばなり。 〔ガラテヤ書3章13節〕
did
〔ヨハネ傳1章50節〕50 イエス
答へて
言ひ
給ふ『われ
汝が
無花果の
樹の
下にをるを
見たりと
言ひしに
因りて
信ずるか、
汝これよりも
更に
大なる
事を
見ん』
〔ヨハネ傳3章2節〕2 夜イエスの
許に
來りて
言ふ『ラビ、
我らは
汝の
神より
來る
師なるを
知る。
神もし
偕に
在さずば、
汝が
行ふこれらの
徴は
誰もなし
能はぬなり』
〔ヨハネ傳4章46節〕46 イエス
復ガリラヤのカナに
徃き
給ふ、ここは
前󠄃に
水を
葡萄酒になし
給ひし
處なり。
時に
王の
近󠄃臣あり、その
子カペナウムにて
病みゐたれば、
manifested
〔申命記5章24節〕24 言けるは
視よ
我らの
神ヱホバその
榮光とその
大なる
事を
我らに
示したまひて
我らその
聲の
火の
中より
出るを
聞り
我ら
今日ヱホバ
人と
言ひたまふてその
人の
尙生るを
見る
〔詩篇72章19節〕19 その
榮光の
名はよよにほむべきかな
全󠄃地はその
榮光にて
滿べしアーメン アーメン
〔詩篇96章3節〕3 もろもろの
國のなかにその
榮光をあらはし もろもろの
民のなかにその
奇しきみわざを
顯すべし
〔イザヤ書40章5節〕5 斯てヱホバの
榮光あらはれ
人みな
共にこれを
見ん こはヱホバの
口より
語りたまへるなり
〔ヨハネ傳1章14節〕14 言は
肉體となりて
我らの
中に
宿りたまへり、
我らその
榮光を
見たり、
實に
父󠄃の
獨子の
榮光にして
恩惠と
眞理とにて
滿てり。
〔ヨハネ傳5章23節〕23 これ
凡ての
人の
父󠄃を
敬ふごとくに
子を
敬はん
爲なり。
子を
敬はぬ
者は
之を
遣󠄃し
給ひし
父󠄃をも
敬はぬなり。
〔ヨハネ傳12章41節〕41 イザヤの
斯く
云へるは、その
榮光を
見し
故にて、イエスに
就きて
語りしなり。
〔ヨハネ傳14章9節〕9 イエス
言ひ
給ふ『ピリポ、
我かく
久しく
汝らと
偕に
居りしに、
我を
知らぬか。
我を
見し
者は
父󠄃を
見しなり、
如何なれば「
我らに
父󠄃を
示せ」と
言ふか。~
(11) わが
言ふことを
信ぜよ、
我は
父󠄃にをり、
父󠄃は
我に
居給ふなり。もし
信ぜずば、
我が
業によりて
信ぜよ。 〔ヨハネ傳14章11節〕
〔ヨハネ傳14章13節〕13 汝らが
我が
名によりて
願ふことは、
我みな
之を
爲さん、
父󠄃、
子によりて
榮光を
受け
給はんためなり。
〔コリント後書3章18節〕18 我等はみな
面帕なくして
鏡に
映るごとく、
主の
榮光を
見、
榮光より
榮光にすすみ、
主たる
御靈によりて
主と
同じ
像に
化するなり。
〔コリント後書4章6節〕6 光、
暗󠄃より
照り
出でよと
宣ひし
神は、イエス・キリストの
顏にある
神の
榮光を
知る
知識を
輝かしめんために
我らの
心を
照し
給へるなり。
この後イエス及びその母・兄弟・弟子たちカペナウムに下りて、そこに數日留りたり。
After this he went down to Capernaum, he, and his mother, and his brethren, and his disciples: and they continued there not many days.
Capernaum
〔マタイ傳4章13節〕13 後ナザレを
去りて、ゼブルンとナフタリとの
境なる
海邊のカペナウムに
到りて
住󠄃み
給ふ。
〔マタイ傳11章23節〕23 カペナウムよ、なんぢは
天にまで
擧げらるべきか、
黄泉にまで
下らん。
汝のうちにて
行ひたる
能力ある
業をソドムにて
行ひしならば、
今日までも、かの
町は
遺󠄃りしならん。
〔ヨハネ傳6章17節〕17 船にのり
海を
渡りて、カペナウムに
徃かんとす。
旣に
暗󠄃くなりたるに、イエス
未だ
來りたまはず。
and his brethren
〔マタイ傳12章46節〕46 イエスなほ
群衆にかたり
居給ふとき、
視よ、その
母と
兄弟たちと、
彼に
物言はんとて
外に
立つ。
〔マタイ傳13章55節〕55 これ
木匠の
子にあらずや、
其の
母はマリヤ、
其の
兄弟はヤコブ、ヨセフ、シモン、ユダにあらずや。
〔マタイ傳13章56節〕56 又󠄂その
姉妹も
皆われらと
共にをるに
非ずや。
然るに
此等のすべての
事は
何處より
得しぞ』
〔マルコ傳6章3節〕3 此の
人は
木匠にして、マリヤの
子、またヤコブ、ヨセ、ユダ、シモンの
兄弟ならずや、
其の
姉妹も
此處に
我らと
共にをるに
非ずや』
遂󠄅に
彼に
躓けり。
〔ヨハネ傳7章3節〕3 兄弟たちイエスに
言ふ『なんぢの
行ふ
業を
弟子たちにも
見せんために、
此處を
去りてユダヤに
徃け。~
(5) 是その
兄弟たちもイエスを
信ぜぬ
故なり。 〔ヨハネ傳7章5節〕
〔使徒行傳1章13節〕13 旣に
入りてその
留りをる
高樓に
登る。ペテロ、ヨハネ、ヤコブ
及びアンデレ、ピリポ
及びトマス、バルトロマイ
及びマタイ、アルパヨの
子ヤコブ、
熱心黨のシモン
及びヤコブの
子ユダなり。
〔使徒行傳1章14節〕14 この
人々はみな
女たち
及びイエスの
母マリヤ、イエスの
兄弟たちと
共に
心を
一つにして
只管いのりを
務めゐたり。
〔コリント前書9章5節〕5 我らは
他の
使徒たち、
主の
兄弟たち
及びケパのごとく
姉妹たる
妻を
携ふる
權なきか。
斯てユダヤ人の過󠄃越の祭ちかづきたれば、イエス、エルサレムに上り給ふ。
And the Jews' passover was at hand, and Jesus went up to Jerusalem,
passover
〔出エジプト記12章6節〕6 而して
此月の
十四日まで
之を
守りおきイスラエルの
會衆みな
薄暮に
之を
屠り~
(14) 汝ら
是日を
記念えてヱホバの
節󠄄期となし
世々これを
祝ふべし
汝等之を
常例となして
祝ふべし
〔出エジプト記12章14節〕
〔民數紀略28章16節〕16 正月の十四
日はヱホバの
逾越節なり~
(25) 而して
第七日には
汝ら
聖󠄄會を
開くべし
何の
職業をち
爲べからず
〔民數紀略28章25節〕
〔申命記16章1節〕1 汝アビブの
月を
守り
汝の
神ヱホバに
對ひて
逾越節󠄄を
行なへ
其はアビブの
月に
於て
汝の
神ヱホバ
夜の
間に
汝をエジプトより
導󠄃き
出したまひたればなり~
(8) 汝六日の
間酵いれぬパンを
食󠄃ひ
第七日に
汝の
神ヱホバの
前󠄃に
會を
開くべし
何の
職業をも
爲べからず
〔申命記16章8節〕
〔申命記16章16節〕16 汝の
中間の
男は
皆なんぢの神ヱホバの
擇びたまふ
處にて
一年に
三次即ち
酵いれぬパンの
節󠄄と
七週󠄃の
節󠄄と
結茅の
節󠄄とに
於てヱホバの
前󠄃に
出べし
但し
空󠄃手にてヱホバの
前󠄃に
出べからず
〔ルカ傳2章41節〕41 斯てその
兩親、
過󠄃越の
祭には
年每にエルサレムに
徃きぬ。
〔ヨハネ傳2章23節〕23 過󠄃越のまつりの
間、イエス、エルサレムに
在すほどに、
多くの
人々その
爲し
給へる
徴を
見て
御名を
信じたり。
〔ヨハネ傳5章1節〕1 この
後ユダヤ
人の
祭ありて、イエス、エルサレムに
上り
給ふ。
〔ヨハネ傳11章55節〕55 ユダヤ
人の
過󠄃越の
祭近󠄃づきたれば、
多くの
人々身を
潔󠄄めんとて、
祭のまへに
田舍よりエルサレムに
上れり。
宮の內に牛・羊・鴿を賣るもの、兩替する者の坐するを見て、
And found in the temple those that sold oxen and sheep and doves, and the changers of money sitting:
(Whole verse)
〔申命記14章23節〕23 而して
汝の
神ヱホバの
前󠄃すなはちヱホバのその
名を
置んとて
擇びたまはん
處において
汝の
穀物と
酒と
油の
什一を
食󠄃ひまた
汝の
牛羊の
首出を
食󠄃ひ
斯して
汝の
神ヱホバを
常に
畏るゝことを
學ぶべし~
(26) 凡て
汝の
心の
好む
物をその
金に
易べし
即ち
牛 羊 葡萄酒 濃酒など
凡て
汝が
心に
欲する
物をもとめ
其處にて
汝の
神ヱホバの
前󠄃にこれを
食󠄃ひ
汝と
汝の
家族ともに
樂むべし 〔申命記14章26節〕
〔マタイ傳21章12節〕12 イエス
宮に
入り、その
內なる
凡ての
賣買する
者を
逐󠄃ひいだし、
兩替する
者の
臺・
鴿を
賣る
者の
腰掛を
倒して
言ひ
給ふ、
〔マルコ傳11章15節〕15 彼らエルサレムに
到る。イエス
宮に
入り、その
內にて
賣買する
者どもを
逐󠄃ひ
出し、
兩替する
者の
臺、
鴿を
賣るものの
腰掛を
倒し、
〔ルカ傳19章46節〕46 之に
言ひたまふ『「わが
家は
祈の
家たるべし」と
錄されたるに、
汝らは
之を
强盜の
巢となせり』
繩を鞭につくり、羊をも牛をもみな宮より逐󠄃ひ出し、兩替する者の金を散し、その臺を倒し、
And when he had made a scourge of small cords, he drove them all out of the temple, and the sheep, and the oxen; and poured out the changers' money, and overthrew the tables;
he drove
〔ゼカリヤ書4章6節〕6 彼また
答へて
我に
言けるはゼルバベルにヱホバの
吿たまふ
言は
是のごとし
萬軍のヱホバ
宣ふ
是は
權勢に
由らず
能力に
由らず
我靈に
由るなり
〔ヨハネ傳18章6節〕6 『
我はそれなり』と
言ひ
給ひし
時、かれら
後退󠄃して
地に
倒れたり。
〔コリント後書10章4節〕4 それ
我らの
戰爭の
武器は
肉に
屬するにあらず、
神の
前󠄃には
城砦を
破るほどの
能力あり、
我等はもろもろの
論説を
破り、
鴿をうる者に言ひ給ふ『これらの物を此處より取り去れ、わが父󠄃の家を商賣の家とすな』
And said unto them that sold doves, Take these things hence; make not my Father's house an house of merchandise.
make
〔イザヤ書56章5節〕5 我わが
家のうちにてわが
垣のうちにて
子にも
女にもまさる
記念のしるしと
名とをあたへ
並とこしへの
名をたまふて
絕ることなからしめん
~
(11) この
犬はむさぼること
甚だしくして
飽󠄄ことをしらず かれらは
悟ることを
得ざる
牧者にして
皆おのが
道󠄃にむかひゆき
何れにをる
者もおのおの
己の
利をおもふ 〔イザヤ書56章11節〕
〔エレミヤ記7章11節〕11 わが
名をもて
稱へらるる
此室は
汝らの
目には
盜賊の
巢と
見ゆるや
我も
之をみたりとヱホバいひたまふ
〔ホセア書12章7節〕7 彼はカナン
人(
商賈)なりその
手に
詭詐の
權衡をもち
好であざむき
取ことをなす
〔ホセア書12章8節〕8 エフライムはいふ
誠にわれは
富る
者となれり
我は
身に
財寳をえたり
凡てわが
勞したることの
中に
罪をうべき
不義を
見いだす
者なかるべし
〔マタイ傳21章13節〕13 『「わが
家は
祈の
家と
稱へらるべし」と
錄されたるに
汝らは
之を
强盜の
巢となす』
〔マルコ傳11章17節〕17 かつ
敎へて
言ひ
給ふ『「わが
家は、もろもろの
國人の
祈の
家と
稱へらるべし」と
錄されたるにあらずや、
然るに
汝らは
之を「
强盜の
巢」となせり』
〔使徒行傳19章24節〕24 デメテリオと
云ふ
銀細工人ありしが、アルテミスの
銀の
小宮を
造󠄃りて
細工人らに
多くの
業を
得させたり。~
(27) 斯ては
啻に
我らの
職業の
輕しめらるる
恐あるのみならず、また
大女神アルテミスの
宮も
蔑せられ、
全󠄃アジヤ
全󠄃世界のをがむ
大女神の
稜威も
滅ぶるに
至らん』 〔使徒行傳19章27節〕
〔テモテ前書6章5節〕5 また
心腐りて
眞理をはなれ、
敬虔を
利益の
道󠄃とおもふ
者の
爭論おこるなり。
〔ペテロ後書2章3節〕3 彼らは
貪慾によりて
飾󠄃言を
設け、
汝等より
利をとらん。
彼らの
審判󠄄は
古へより
定められたれば
遲からず、その
滅亡は
寢ねず。
〔ペテロ後書2章14節〕14 その
目は
淫婦󠄃にて
滿ち
罪に
飽󠄄くことなし、
彼らは
靈魂の
定まらぬ
者を
惑し、その
心は
貪慾に
慣れて
呪詛の
子たり。
〔ペテロ後書2章15節〕15 彼らは
正しき
道󠄃を
離れて
迷󠄃ひいで、ベオルの
子バラムの
道󠄃に
隨へり。バラムは
不義の
報を
愛して、
my
〔ルカ傳2章49節〕49 イエス
言ひたまふ『
何故われを
尋󠄃ねたるか、
我は《[*]》わが
父󠄃の
家に
居るべきを
知らぬか』[*或は「我が父󠄃の事を務むべきを知らぬか」と譯す。]
〔ヨハネ傳5章17節〕17 イエス
答へ
給ふ『わが
父󠄃は
今にいたるまで
働き
給ふ、
我もまた
働くなり』
〔ヨハネ傳8章49節〕49 イエス
答へ
給ふ『われは
惡鬼に
憑かれず、
反つて
我が
父󠄃を
敬ふ、なんぢらは
我を
輕んず。
〔ヨハネ傳10章29節〕29 彼ら《[*]》を
我にあたへ
給ひし
我が
父󠄃は、
一切のものよりも
大なれば、
誰にても
父󠄃の
御手よりは
奪ふこと
能はず。[*異本「わが父󠄃の我に與へ給ひし者は、一切のものよりも大なり」とあり。]
〔ヨハネ傳20章17節〕17 イエス
言ひ
給ふ『われに
觸るな、
我いまだ
父󠄃の
許に
昇らぬ
故なり。
我が
兄弟たちに
徃きて「
我はわが
父󠄃、
即ち
汝らの
父󠄃、わが
神、
即ち
汝らの
神に
昇る」といへ』
弟子たち『なんぢの家をおもふ熱心われを食󠄃はん』と錄されたるを憶ひ出せり。
And his disciples remembered that it was written, The zeal of thine house hath eaten me up.
The zeal
〔詩篇69章9節〕9 そはなんぢの
家をおもふ
熱心われをくらひ
汝をそしるものの
謗われにおよべり
ここにユダヤ人こたへてイエスに言ふ『なんぢ此等の事をなすからには、我らに何の徴を示すか』
Then answered the Jews and said unto him, What sign shewest thou unto us, seeing that thou doest these things?
What
〔マタイ傳12章38節〕38 爰に
或る
學者・パリサイ
人ら
答へて
言ふ『
師よ、われら
汝の
徴を
見んことを
願ふ』~
(42) 南の
女王、
審判󠄄のとき
今の
代の
人とともに
起󠄃きて
之が
罪を
定めん、
彼はソロモンの
智慧󠄄を
聽かんとて
地の
極より
來れり。
視よ、ソロモンよりも
勝󠄃る
者ここに
在り。 〔マタイ傳12章42節〕
〔マタイ傳16章1節〕1 パリサイ
人とサドカイ
人と
來りてイエスを
試み、
天よりの
徴を
示さんことを
請󠄃ふ。~
(4) 邪曲にして
不義なる
代は
徴を
求む、
然れどヨナの
徴の
外に
徴は
與へられじ』
斯て
彼らを
離れて
去り
給ひぬ。
〔マタイ傳16章4節〕
〔マルコ傳8章11節〕11 パリサイ
人いで
來りて、イエスと
論じはじめ、
之を
試みて
天よりの
徴をもとむ。
〔ルカ傳11章29節〕29 群衆おし
集れる
時、イエス
言ひ
出でたまふ『
今の
世は
邪曲なる
代にして
徴を
求む。されどヨナの
徴のほかに
徴は
與へられじ。
〔ヨハネ傳6章30節〕30 彼ら
言ふ『さらば
我らが
見て
汝を
信ぜんために、
何の
徴をなすか、
何を
行ふか。
seeing
〔マタイ傳21章23節〕23 宮に
到りて
敎へ
給ふとき、
祭司長・
民の
長老ら
御許に
來りて
言ふ『
何の
權威をもて
此等の
事をなすか、
誰がこの
權威を
授けしか』
〔マルコ傳11章27節〕27 かれら
又󠄂エルサレムに
到る。イエス
宮の
內を
步み
給ふとき、
祭司長・
學者・
長老たち
御許に
來りて、
〔マルコ傳11章28節〕28 『
何の
權威をもて
此等の
事をなすか、
誰が
此等の
事を
爲すべき
權威を
授けしか』と
言ふ。
〔ルカ傳20章1節〕1 或日イエス
宮にて
民を
敎へ、
福音󠄃を
宣べゐ
給ふとき、
祭司長・
學者らは、
長老どもと
共に
近󠄃づき
來り、
〔ルカ傳20章2節〕2 イエスに
語りて
言ふ『なにの
權威をもて
此等の
事をなすか、
此の
權威を
授けし
者は
誰か、
我らに
吿げよ』
〔ヨハネ傳1章25節〕25 また
問ひて
言ふ『なんぢ
若しキリストに
非ず、またエリヤにも、かの
預言者にも
非ずば、
何故バプテスマを
施すか』
〔使徒行傳4章7節〕7 その
中にかの
二人を
立てて
問ふ『
如何なる
能力いかなる
名によりて
此の
事を
行ひしぞ』
〔使徒行傳5章28節〕28 『
我等かの
名によりて
敎ふることを
堅く
禁ぜしに、
視よ、
汝らは
其の
敎をエルサレムに
滿し、かの
人の
血を
我らに
負󠄅はせんとす』
答へて言ひ給ふ『なんぢら此の《[*]》宮をこぼて、われ三日の間に之を起󠄃さん』[*或は「聖󠄄所󠄃」と譯す。]
Jesus answered and said unto them, Destroy this temple, and in three days I will raise it up.
Destroy
〔マタイ傳26章61節〕61 『この
人は「われ
神の《[*]》
宮を
毀ち
三日にて
建て
得べし」と
云へり』[*或は「聖󠄄所󠄃」と譯す。]
〔マタイ傳27章40節〕40 『《[*]》
宮を
毀ちて
三日のうちに
建つる
者よ、もし
神の
子ならば
己を
救へ、
十字架より
下りよ』[*或は「聖󠄄所󠄃」と譯す。]
〔マルコ傳14章58節〕58 『われら
此の
人の「われは
手にて
造󠄃りたる
此の
宮を
毀ち、
手にて
造󠄃らぬ
他の
宮を
三日にて
建つべし」と
云へるを
聞けり』
〔マルコ傳15章29節〕29 徃來の
者どもイエスを
譏り、
首を
振りて
言ふ『ああ
宮を
毀ちて
三日のうちに
建つる
者よ、
I will
〔マルコ傳8章31節〕31 斯て
人の
子の
必ず
多くの
苦難をうけ、
長老・
祭司長・
學者らに
棄てられ、かつ
殺され、
三日の
後に
甦へるべき
事を
敎へはじめ、
〔ヨハネ傳5章19節〕19 イエス
答へて
言ひ
給ふ『まことに
誠に
汝らに
吿ぐ、
子は
父󠄃のなし
給ふことを
見て
行ふほかは
自ら
何事をも
爲し
得ず、
父󠄃のなし
給ふことは
子もまた
同じく
爲すなり。
〔ヨハネ傳10章17節〕17 之によりて
父󠄃は
我を
愛し
給ふ、それは
我ふたたび
生命を
得んために
生命を
捨つる
故なり。
〔ヨハネ傳10章18節〕18 人これを
我より
取るにあらず、
我みづから
捨つるなり。
我は
之をすつる
權あり、
復これを
得る
權あり、
我この
命令をわが
父󠄃より
受けたり』
〔ヨハネ傳11章25節〕25 イエス
言ひ
給ふ『
我は
復活なり、
生命なり、
我を
信ずる
者は
死ぬとも
生きん。
〔使徒行傳2章24節〕24 然れど
神は
死の
苦難を
解きて
之を
甦へらせ
給へり。
彼は
死に
繋がれをるべき
者ならざりしなり。
〔使徒行傳2章32節〕32 神はこのイエスを
甦へらせ
給へり、
我らは
皆その
證人なり。
〔使徒行傳3章15節〕15 生命の
君を
殺したれど、
神はこれを
死人の
中より
甦へらせ
給へり、
我らは
其の
證人なり。
〔使徒行傳3章26節〕26 神はその
僕を
甦へらせ、まづ
汝らに
遣󠄃し
給へり、これ
汝ら
各人を、その
罪より
呼びかへして
祝福せん
爲なり』
〔ロマ書4章24節〕24 我らの
主イエスを
死人の
中より
甦へらせ
給ひし
者を
信ずる
我らも、その
信仰を
義と
認󠄃められん。
〔ロマ書6章4節〕4 我らはバプテスマによりて
彼とともに
葬られ、その
死に
合せられたり。これキリスト
父󠄃の
榮光によりて
死人の
中より
甦へらせられ
給ひしごとく、
我らも
新しき
生命に
步まんためなり。
〔ロマ書8章11節〕11 若しイエスを
死人の
中より
甦へらせ
給ひし
者の
御靈なんぢらの
中に
宿り
給はば、キリスト・イエスを
死人の
中より
甦へらせ
給ひし
者は、
汝らの
中に
宿りたまふ
御靈によりて
汝らの
死ぬべき
體をも
活し
給はん。
〔コリント前書15章3節〕3 わが
第一に
汝らに
傳へしは、
我が
受けし
所󠄃にして、キリスト
聖󠄄書に
應じて
我らの
罪のために
死に、
〔コリント前書15章12節〕12 キリストは
死人の
中より
甦へり
給へりと
宣傳ふるに、
汝等のうちに、
死人の
復活なしと
云ふ
者のあるは
何ぞや。
〔コロサイ書2章12節〕12 汝らバプテスマを
受けしとき、
彼とともに
葬られ、
又󠄂かれを
死人の
中より
甦へらせ
給ひし
神の
活動を
信ずるによりて、
彼と
共に
甦へらせられたり。
〔ペテロ前書3章18節〕18 キリストも
汝らを
神に
近󠄃づかせんとて、
正しきもの
正しからぬ
者に
代りて、
一たび
罪のために《[*]》
死に
給へり、
彼は
肉體にて
殺され、
靈にて
生かされ
給へるなり。[*異本「苦難を受け給へり」とあり。]
and in
〔マタイ傳12章40節〕40 即ち「ヨナが
三日三夜、
大魚の
腹の
中に
在りし」ごとく、
人の
子も
三日三夜、
地の
中に
在るべきなり。
〔マタイ傳27章63節〕63 『
主よ、かの
惑すもの
生き
居りし
時「われ
三日の
後に
甦へらん」と
言ひしを、
我ら
思ひいだせり。
ユダヤ人いふ『この《[*]》宮を建つるには四十六年を經たり、なんぢは三日のうちに之を起󠄃すか』[*或は「聖󠄄所󠄃」と譯す。]
Then said the Jews, Forty and six years was this temple in building, and wilt thou rear it up in three days?
これはイエス己が體の宮をさして言ひ給へるなり。
But he spake of the temple of his body.
he
〔ヨハネ傳1章14節〕14 言は
肉體となりて
我らの
中に
宿りたまへり、
我らその
榮光を
見たり、
實に
父󠄃の
獨子の
榮光にして
恩惠と
眞理とにて
滿てり。
〔コロサイ書2章9節〕9 それ
神の
滿足れる
德はことごとく
形體をなしてキリストに
宿れり。
〔ヘブル書8章2節〕2 聖󠄄所󠄃および
眞の
幕屋に
事へたまふ。この
幕屋は
人の
設くるものにあらず、
主の
設けたまふ
所󠄃なり。
temple
〔コリント前書3章16節〕16 汝ら
知らずや、
汝らは
神の
宮にして
神の
御靈なんぢらの
中に
住󠄃み
給ふを。
〔コリント前書6章19節〕19 汝らの
身は、その
內にある、
神より
受けたる
聖󠄄靈の
宮にして、
汝らは
己の
者にあらざるを
知らぬか。
〔コリント後書6章16節〕16 神の
宮と
偶像と
何の
一致かあらん、
我らは
活ける
神の
宮なり、
即ち
神の
言ひ
給ひしが
如し。
曰く 『われ
彼らの
中に
住󠄃み、また
步まん。
我かれらの
神となり、
彼等わが
民とならん』と。
〔エペソ書2章20節〕20 汝らは
使徒と
預言者との
基の
上に
建てられたる
者にして、キリスト・イエス
自らその
隅の
首石たり。~
(22) 汝等もキリストに
在りて
共に
建てられ、
御靈によりて
神の
御住󠄃となるなり。 〔エペソ書2章22節〕
〔ペテロ前書2章4節〕4 主は
人に
棄てられ
給へど、
神に
選󠄄ばれたる
貴き
活ける
石なり。
〔ペテロ前書2章5節〕5 なんぢら
彼にきたり、
活ける
石のごとく
建られて
靈の
家となれ。これ
潔󠄄き
祭司となり、イエス・キリストに
由りて
神に
喜ばるる
靈の
犧牲を
献げん
爲なり。
然れば死人の中より甦へり給ひしのち、弟子たち斯く言ひ給ひしことを憶ひ出して聖󠄄書とイエスの言ひ給ひし言とを信じたり。
When therefore he was risen from the dead, his disciples remembered that he had said this unto them; and they believed the scripture, and the word which Jesus had said.
and they
〔ヨハネ傳2章11節〕11 イエス
此の
第一の
徴をガリラヤのカナにて
行ひ、その
榮光を
顯し
給ひたれば、
弟子たち
彼を
信じたり。
〔ヨハネ傳20章9節〕9 彼らは
聖󠄄書に
錄したる、
死人の
中よりその
甦へり
給ふべきことを
未だ
悟らざりしなり。
his
〔ルカ傳24章7節〕7 即ち「
人の
子は
必ず
罪ある
人の
手に
付され、
十字架につけられ、かつ
三日めに
甦へるべし」と
言ひ
給へり』
〔ルカ傳24章44節〕44 また
言ひ
給ふ『これらの
事は、
我がなほ
汝らと
偕に
在りし
時に
語りて、
我に
就きモーセの
律法・
預言者および
詩篇に
錄されたる
凡ての
事は、
必ず
遂󠄅げらるべしと
言ひし
所󠄃なり』
〔ヨハネ傳2章17節〕17 弟子たち『なんぢの
家をおもふ
熱心われを
食󠄃はん』と
錄されたるを
憶ひ
出せり。
〔ヨハネ傳12章16節〕16 弟子たちは
最初これらの
事を
悟らざりしが、イエスの
榮光を
受け
給ひし
後に、これらの
事のイエスに
就きて
錄されたると、
人々が
斯く
爲ししとを
思ひ
出せり。
〔ヨハネ傳14章26節〕26 助主、
即ちわが
名によりて
父󠄃の
遣󠄃したまふ
聖󠄄靈は、
汝らに
萬の
事ををしへ、
又󠄂すべて
我が
汝らに
言ひしことを
思ひ
出さしむべし。
〔ヨハネ傳16章4節〕4 我これらの
事を
語りたるは、
時いたりて
我が
斯く
言ひしことを
汝らの
思ひいでん
爲なり。
初より
此等のことを
言はざりしは、
我なんぢらと
偕に
在りし
故なり。
〔使徒行傳11章16節〕16 われ
主の
曾て「ヨハネは
水にてバプテスマを
施ししが、
汝らは
聖󠄄靈にてバプテスマを
施されん」と
宣給ひし
御言を
思ひ
出せり。
過󠄃越のまつりの間、イエス、エルサレムに在すほどに、多くの人々その爲し給へる徴を見て御名を信じたり。
Now when he was in Jerusalem at the passover, in the feast day, many believed in his name, when they saw the miracles which he did.
many
〔マタイ傳13章21節〕21 己に
根なければ
暫し
耐ふるのみにて、
御言のために
艱難あるひは
迫󠄃害󠄅の
起󠄃るときは、
直ちに
躓くものなり。
〔マルコ傳4章16節〕16 同じく
播かれて
磽地にありとは、
斯る
人をいふ、
即ち
御言をききて、
直ちに
喜び
受くれども、
〔マルコ傳4章17節〕17 その
中に
根なければ、ただ
暫し
保つのみ、
御言のために、
患難また
迫󠄃害󠄅にあふ
時は、
直ちに
躓くなり。
〔ルカ傳8章13節〕13 岩の
上なるは
聽きて
御言を
喜び
受くれども、
根なければ、
暫く
信じて
嘗試のときに
退󠄃く
所󠄃の
人なり。
〔ヨハネ傳3章2節〕2 夜イエスの
許に
來りて
言ふ『ラビ、
我らは
汝の
神より
來る
師なるを
知る。
神もし
偕に
在さずば、
汝が
行ふこれらの
徴は
誰もなし
能はぬなり』
〔ヨハネ傳6章14節〕14 人々その
爲し
給ひし
徴を
見ていふ『
實にこれは
世に
來るべき
預言者なり』
〔ヨハネ傳7章31節〕31 斯て
群衆のうち
多くの
人々イエスを
信じて『キリスト
來るとも、
此の
人の
行ひしより
多く
徴を
行はんや』と
言ふ。
〔ヨハネ傳8章30節〕30 此等のことを
語り
給へるとき、
多くの
人々イエスを
信じたり。
〔ヨハネ傳8章31節〕31 爰にイエス
己を
信じたるユダヤ
人に
言ひたまふ『
汝等もし
常に
我が
言に
居らば、
眞にわが
弟子なり。
〔ヨハネ傳12章42節〕42 されど
司たちの
中にもイエスを
信じたるもの
多かりしが、パリサイ
人の
故によりて
言ひ
顯すことを
爲ざりき、
除名せられん
事を
恐れたるなり。
〔ガラテヤ書5章6節〕6 キリスト・イエスに
在りては、
割󠄅禮を
受くるも
割󠄅禮を
受けぬも
益なく、ただ
愛に
由りてはたらく
信仰のみ
益あり。
〔エペソ書3章16節〕16 父󠄃その
榮光の
富にしたがひて、
御靈により
力をもて
汝らの
內なる
人を
强くし、
〔エペソ書3章17節〕17 信仰によりてキリストを
汝らの
心に
住󠄃はせ、
汝らをして
愛に
根ざし、
愛を
基とし、
〔ヤコブ書2章19節〕19 なんぢ
神は
唯一なりと
信ずるか、かく
信ずるは
善し、
惡鬼も
亦信じて
慄けり。
〔ヤコブ書2章20節〕20 ああ
虛しき
人よ、なんぢ
行爲なき
信仰の
徒然なるを
知らんと
欲するか。
然れどイエス己を彼らに任せ給はざりき。それは凡ての人を知り、
But Jesus did not commit himself unto them, because he knew all men,
because
〔サムエル前書16章7節〕7 しかるにヱホバ、サムエルにいひたまひけるは
其容貌と
身長を
觀るなかれ
我すでにかれをすてたりわが
視るところは
人に
異なり
人は
外の
貌を
見ヱホバは
心をみるなり
〔歴代志略上28章9節〕9 我子ソロモンよ
汝の
父󠄃の
神を
知り
完全󠄃心をもて
喜び
勇んで
之に
事へよヱホバは
一切の
心を
探り
一切の
思想を
曉りたまふなり
汝もし
之を
求めなば
之に
遇󠄃ん
然ど
汝もし
之を
棄なば
永く
汝を
棄たまはん
〔歴代志略上29章17節〕17 我神よ
我また
知る
汝は
心を
鑒みたまひ
又󠄂正直を
悅びたまふ
我は
正き
心をもて
眞實より
此一切の
物を
献げたり
今我また
此にある
汝の
民が
眞實より
献物をするを
見て
喜悅にたへざるなり
〔エレミヤ記17章9節〕9 心は
萬物よりも
僞る
者にして
甚だ
惡し
誰かこれを
知るをえんや
〔マタイ傳9章4節〕4 イエスその
思を
知りて
言ひ
給ふ『
何ゆゑ
心に
惡しき
事をおもふか。
〔マルコ傳2章8節〕8 イエス
直ちに
彼等がかく
論ずるを
心に
悟りて
言ひ
給ふ『なにゆゑ
斯ることを
心に
論ずるか、
〔ヨハネ傳1章42節〕42 彼をイエスの
許に
連れきたれり。イエス
之に
目を
注めて
言ひ
給ふ『なんぢはヨハネの
子シモンなり、
汝ケパ(
釋けばペテロ)と
稱へらるべし』
〔ヨハネ傳1章46節〕46 ナタナエル
言ふ『ナザレより
何の
善き
者か
出づべき』ピリポいふ『
來りて
見よ』
〔ヨハネ傳1章47節〕47 イエス、ナタナエルの
己が
許にきたるを
見、これを
指して
言ひたまふ『
視よ、これ
眞にイスラエル
人なり、その
衷に
虛僞なし』
〔ヨハネ傳6章64節〕64 されど
汝らの
中に
信ぜぬ
者どもあり』イエス
初より
信ぜぬ
者どもは
誰、おのれを
賣る
者は
誰なるかを
知り
給へるなり。
〔ヨハネ傳16章30節〕30 我ら
今なんぢの
知り
給はぬ
所󠄃なく、また
人の
汝に
問ふを
待ち
給はぬことを
知る。
之によりて
汝の
神より
出できたり
給ひしことを
信ず』
〔ヨハネ傳21章17節〕17 三度いひ
給ふ『ヨハネの
子シモンよ、
我を《[△]》
愛するか』ペテロ
三度『われを《[△]》
愛するか』と
言ひ
給ふを
憂ひて
言ふ『
主よ、
知りたまはぬ
處なし、わが
汝を《[△]》
愛する
事は、なんぢ
識りたまふ』イエス
言ひ
給ふ『わが
羊をやしなへ。[*と△と原語を異にす。]
〔使徒行傳1章24節〕24 -25
祈りて
言ふ『
凡ての
人の
心を
知りたまふ
主よ、ユダ
己が
所󠄃に
徃かんとて
此の
務と
使徒の
職とより
墮ちたれば、その
後を
繼がするに、
此の
二人のうち
孰を
選󠄄び
給ふか
示したまへ』
〔ヘブル書4章13節〕13 また
造󠄃られたる
物に
一つとして
神の
前󠄃に
顯れぬはなし、
萬の
物は
我らが
係れる
神の
目のまへに
裸にて
露るるなり。
〔ヨハネ黙示録2章23節〕23 又󠄂かれの
子供を
打ち
殺さん、
斯てもろもろの
敎會は、わが
人の
腎と
心とを
究むる
者なるを
知るべし、
我は
汝等おのおのの
行爲に
隨ひて
報いん。
did
〔マタイ傳10章16節〕16 視よ、
我なんぢらを
遣󠄃すは、
羊を
豺狼のなかに
入るるが
如し。この
故に
蛇のごとく
慧󠄄く、
鴿のごとく
素直なれ。
〔マタイ傳10章17節〕17 人々に
心せよ、それは
汝らを
衆議所󠄃に
付し、
會堂にて
鞭たん。
〔ヨハネ傳6章15節〕15 イエス
彼らが
來りて
己をとらへ、
王となさんとするを
知り、
復ひとりにて
山に
遁れたまふ。
また人の衷にある事を知りたまへば、人に就きて證する者を要󠄃せざる故なり。
And needed not that any should testify of man: for he knew what was in man.